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IDN-InDepthNews

「核兵器なき世界」を希求する太平洋島嶼国

Marshall Islands’ Minister for Foreign Affairs, Tony de Brum at the UN Clmate Talks in 2013 | Credit: themicronesiachallenge.blogspot.com【シドニーIDN=ニーナ・バンダリ】

イラクとレバントのイスラム国(ISIL)のようなテロ組織による残虐な暴力の恐怖とともに、中東や北アフリカで政治的紛争が激化する中、ウクライナ危機は、米国及びNATO(北大西洋条約機構)同盟国と、ロシアとの間の冷戦に再び火をつけている。こうした中、核保有国と非核保有国が協力して核兵器の完全廃絶に向かうことが、絶対的に必要になっている。今日、意図的であれ事故であれ、核兵器の使用によって大惨事が起こるリスクはこれまでになく高まっているのだ。

|ネパール|人命を奪うのは地震ではなく建物…それとも不公正か?

70-year-old Chiute Tamang, his wife, daughter and son-in-law lost their house when the earth shook on Apr 25, 2015 in Nepal. They now lives a one-room cabin made of a wooden skeleton encased in corrugated iron. Credit: Robert Stefanicki/IPS【カトマンズIPS=ロバート・ステファニキ】

チウテ・タマンさん(70歳)は、4月25日の地震(マグニチュード7.8)発生時、自分の耕作地で作業をしていたが、あまりの揺れに最寄りの木にしがみついた。彼の妻と娘はその時家の中にいたが、とっさに外に逃げ出した。家はあっという間に倒壊し瓦礫と化した。しかし彼らは運が良かったほうだ。

「人命を奪うのは地震ではなく建物。」これは震災を経験した地域では周知の事実だが、今回の地震でネパールの人々もこの教訓を痛感することとなった。犠牲者のほぼ全員が、未熟な石工が石と泥を単純に積み重ねただけの家屋の下敷きになって落命していた。レンガやセメントは費用がかかるが、石と泥はただで入手できるため、これが一般的に普及している施工方法だった。

|世界教育フォーラム|世界市民促進のための質の良い教育を

Photo credit: UNESCO World Education Forum 2015【ソウルIDN=シン・ミー】

ニューヨークで9月に開かれる国連ハイレベルサミットに向けて国連が韓国の仁川(インチョン)で開催した会議で、教育への新しいビジョンの必要性に焦点があてられた。国連は、2030年までに、全ての人に対し平等で良質の教育と生涯学習機会を保証することによって世界市民を育成することを目指している。

国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)が、ユニセフ(国連児童基金)、UNDP(国連開発計画)、UNFPA(国連人口基金)、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)、UN Women(国連ウィメン)、世界銀行と共同で開催した「第3回世界教育フォーラム」(5月19日~22日)で採択された、ポスト2015の教育目標の方針を定めた「仁川宣言」は、130か国の教育担当の政府高官や、市民団体、青年組織、学識経験者など、世界の教育界から歓迎された。

|ミャンマー|尊厳を復活させる-逆境に毅然と立ち向う国内避難民

Noor Jahan spends her days drying out and grinding chillies to help support her three children, mother-in-law, and out of work husband who used to be a labourer downtown where they are no longer allowed to travel. Credit: Courtesy Rob Jarvis【シットウェ(ミャンマー)IPS=ロブ・ジャービス、キム・ジョリッフ】

ミャンマー西部ラカイン州では、3年近く前に勃発した民族紛争で集落を追われた14万人を超える人々が、乾ききった平地や海岸沿いの湿地帯に設けられた収容所に抑留されたままになっており、必死に生き延びようとしている。

想像を絶する困難に直面して、多くの避難民が、知恵を絞り必死に働くなかで、状況に適応し自らの尊厳を守る術を見いだしてきた。

|バングラデシュ|コミュニティーラジオが切り開くジェンダー平等

Community radio stations in Bangladesh provide newscasters the opportunity to discuss topics of relevance to rural women. Credit: Naimul Haq/IPS人口1億5700万人のバングラデシュは、その49%が女性である。あるメディアの調べによると、女性たちは、その声が「聞かれる」よりも新聞のイラスト入りの記事で「見られる」ことの方が多いという。女性の多くはテレビを持たず、新聞を読むこともできないが、コミュニティーラジオがこの状況を変えようとしている。バングラデシュ北西部チャパイ・ナワバンジ県出身の学生のモメナ・フェルドゥシさん(24)は、有望なラジオ専門家の一人である。声なき人々、貧しい人々、読み書きができない女性たちに声を与え、彼女たちの関心を世界と共有するための第一歩にしたいと決意を固めている。

【ダッカIPS=ナイムル・ハク】

どれだけ新聞の見出しを飾ったかという基準から言えば、バングラデシュの女性は国の中で主要な役割を果たしていないと考えたくもなる。

非政府組織「バングラデシュ・ナリ・プロガティ・サンガ」(BNPS)によるメディア調査によると、2か月間の3361本の報道のうち、「女性をテーマとしているか、女性にインタビューしたもの」は新聞記事の16%の新聞記事、テレビニュースの14%、ラジオニュースの20%に過ぎなかったという。

|日中韓シンポジウム|困難な状況下でのNGOの役割を強調

Trilateral Forum/ Katsuhiro Asagiri of IPS Japan【ベルリン/仙台IDN=ジャムシェッド・バルーア】

イデオロギーの障壁を打ち破り、歴史にまつわる敵対意識を乗り越えて、日本・中国・韓国の市民社会組織の代表が第3回国連防災世界会議(WCDRR)の期間中に開催された画期的な日中韓シンポジウム「北東アジアの連帯によるレジリエンスの強化」に参加した。

時には一本の木の方が政府より助けになることもある

Every morning Raj Kumari Chaudhari offers prayers to this mango tree where she took shelter during the floods in 2014 in mid-west Nepal. Credit: Mallika Aryal/IPS【バルディアIPS=マリカ・アルヤル】

ネパール中西部バルディア郡パドナハ村。ラジ・クマリ・チョウダリさんは、毎朝村を通り抜けたところに立っている一本のマンゴーの大木を訪れては、祈りを捧げている。

視界いっぱいに四方に枝を伸ばして聳え立つ巨木は壮観である。「この木には果樹はなりませんが、私たち家族の命を救ってくれたのです。」とチォウダリさんは言う。彼女の眼には、この木は、家族が困ったときにネパール政府よりも大きな救いをもたらしてくれたと映っているのである。

|二つの朝鮮|経済的成功と核の脅威の間で

The Koreas on the globe. Credit: TUBS/ Licensed under CC BY-SA 3.0 via Wikimedia Commons【ソウルIPS=アン・ミヨン】

二つの朝鮮は奇妙な符号を成している。両者ともに対話の可能性を口にしながら、その条件については異なった考えを持っている。この違いは、朝鮮戦争(1950年~53年)後の62年に及ぶ分断からきている。

この間、北朝鮮は核の脅威になった。プラウシェア財団の世界の核備蓄に関する報告書によれば、世界全体の核兵器1万6300発のうち、北朝鮮は最大10発の核を保有している(他方で、ロシアは8000発、米国は7300発)。一方で韓国は世界有数の経済的サクセス・ストーリーを体現する国へと成長した。

ニュージーランドが強固に核兵器禁止を擁護

Flag of New Zealand/ Wikimedia Commons【ワシントンIPS=ジャスミン・ラムジー】

太平洋の小さな島国であるニュージーランドが、国際的な軍縮論議において、大国を相手に独自の主張を貫いている。同国は約30年にわたって非核政策を積極的に推進し、「オーストラリア・NZ・アメリカ相互安全保障条約(通商アンザス条約)」の当事国でありながら、核兵器を搭載したり原子力を動力源とする米国艦船の入港を禁止してきた。

インド洋大津波から10年、今も貧困と恐怖に苦しむ人々

A woman wails near the location of a mass grave in the village of Peraliya in southern Sri Lanka. Thousands continue to struggle with trauma and depression, ten years after the disaster. Credit: Amantha Perera/IPS【コロンボIPS=アマンサ・ペレラ】

2004年のスマトラ沖地震により発生した大津波が押し寄せてから僅か30分で35万人の命が奪われ、50万人が住居を失った。そして、1時間もしないうちに10万戸の家屋が破壊され、20万人が暮しを奪われた。

南アジアの多くの人々にとって、クリスマス休暇は、今後も同時に2004年12月26日に襲来した大津波の犠牲となった人々を追悼する記念日として記憶に刻まれていくだろう。