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IDN-InDepthNews

|アフリカ|汚職から生活の基本的必要へ資金を振り向ける

Corruption perception index 2014/ Transparency International【ベルリンIDN=ユッタ・ヴォルフ】

ある男が通学途中の9歳の少女に性的暴行を加えHIVに感染させた。ジンバブエ警察は当初犯人を逮捕したが、間もなく密かに釈放した。その理由は―その男が賄賂を支払ったから―である。

この事件は決して例外的なものではない。「トランスペアレンシー・インターナショナル」は報告書『民衆と汚職:2015年アフリカ調査』の中で、「警察と民間部門が最も汚職にまみれているケースがしばしばある」と指摘している。「こうした話は毎日のように耳にする。多くの国で、どんなに恐るべき悲惨な犯罪であっても、警官を買収して、なかったことにできる。それは単に金額の問題である。」と述べている。

|国連|開発資金の「隠れた財源」をターゲットに

UN General Assembly Hall | Credit: Patrick Gruban, CC BY-SA 2.0, Wikimedia Commons【国連IPS=タリフ・ディーン】

国連は9月に世界の指導者らが採択した17の持続可能な開発目標(SDGs)を含むポスト2015開発アジェンダの履行には、年間3.5兆から5兆ドル(約432~676兆円)もの高額な財源が必要と見積もっている。

しかし未だに答えが出ていない重要な問題がある。それは国連がどのようにして裕福な国々や多国籍企業を説得し、2030年までの貧困飢餓の撲滅という目標を含むこのグローバル目標を達成するための、巨額な財源集めに協力を取り付けるのかという点である。

ケニアの結核撲滅を支援する日本の開発機関

Catherine Nduta, a Multi Drug Resistant TB survivor speaks during the recent October meeting organized by StopTB Partnership Kenya【ナイロビIDN=ロバート・キベット】

キャサリン・ンドゥタ(26)さんは、2012年に、多剤耐性結核(MDR-TB)と診断された。彼女は当時、土木工学を学ぶケニアの大学3年生だった。

「私はほぼ妊娠6か月に達していましたので、結核の治療を受けることができませんでした。治療をするために妊娠状態を終わらせるか、出産まで通常の結核治療で済ませるか、そのいずれかしかなかったのです。」と、ンドゥタさんは、ケニアの国会議員も参加して開催された「ストップ結核パートナーシップ・ケニア」のフォーラムでこう語った。

非核地帯のアフリカ、原子力利用には熱心

High-level Panel on Blix Commission’s Report Weapons of Terror meeting on October 21 at UN in New York. UN Photo/Loey Felipe【ハラレIPS=ジェフリー・モヨ】

 

南部アフリカでは、核軍縮というテーマがとりわけ主要な関心事とはなっていない。それは、アフリカでは核兵器を保有している国が一つもないことと関係がある。アフリカでは、ペリンダバ条約(1996年署名開放、2009年7月15日発効)により、大陸全体が非核兵器地帯となっている。

 

アフリカ諸国では、専門家らの間に、「核兵器に焦点を当てるよりも、むしろ深刻なエネルギー不足の問題を背景に、いかに原子力を電力確保のために利用できるかに労力を傾けた方がよい」と考える向きがある。

|カメルーン|SMSで母子の命を救う

According to an African proverb, “every woman who gives birth has one foot on her grave.” Cameroonians are attempting to make this proverb a historical fact and not a present reality through SMS technology. Credit: Mercedes Sayagues/IPS【ヤウンデIPS=ンガラ・キラン・チムトム】

「この喜びはなんとも表現できません。」カメルーン極北州ラグド出身のマルセリン・ドューバさんは、生まれて間もない孫を抱きながら、記者の取材にこう答えてくれた。

「もしあの医師が現れなかったら、きっと、この子と私の娘である母親は命を落としていたところでした。」ドゥーバさんは満面の笑みを浮かべて語った。

|南スーダン|「前進するにはまず国の安定確保が必要」とUAE紙

UN Photo【アブダビWAM】

「南スーダンでは、反政府勢力が先月中旬に北部の油田地帯ユニティ州の州都ベンティウを制圧した際、数百人を虐殺したという知らせを契機に、住民の間で大量虐殺が起こるのではないかとの恐怖心が広がっている。現地で平和維持活動(PKO)にあたっている国連南スーダン派遣団(UNMISS)など国連関係者も、南スーダンは大惨事の瀬戸際にあると警告している。今日の状況を改善するには、早急な是正措置が求められている。」とアラブ首長国連邦(UAE)の英字日刊紙が報じた。

|ルワンダ虐殺|レイプ被害者のトラウマ、依然強く

Claudine Umuhoza a survivor of Rwanda’s genocide believes that the country has a positive and united future. Credit: Fabíola Ortiz/IPS【キガリIPS=ファビオラ・オルティス】

クラウディーン・ウムホザさんの息子は4月1日で19歳になる。彼はルワンダ虐殺の際に性暴力の被害を受けた女性から生まれた数千人におよぶ子どもの一人であるが、公式には母親のように「被害者」としては記録されていない。

100万人近くの少数派のツチ族と穏健派フツ族が命を奪われた虐殺から20年が経過したが、ルワンダ人の大半は、今でも当時のトラウマを引きずっている。1994年の虐殺の中で10万人から25万人の女性が強姦されたとみられている。

ナイル川をめぐる激しいエジプト・エチオピアの対立

Houseboats line the Nile bank in Cairo. Some 85 million Egyptians depend on the Nile for water. Credit: Cam McGrath/IPS.【カイロIPS=キャム・マグレイス】

昨年6月、エジプトのムハンマド・モルシ大統領(当時)が、エチオピアがナイル川上流で続けているダム建設に対抗して、「交渉のテーブルには全ての選択肢が用意されている」と述べた際、軍事介入まで示唆するのはジェスチャーに過ぎないと見られていた。しかし専門家の間では、エジプトは自国への歴史的な割当水量を巡る権益確保については本気であり、もしエチオピアがアフリカ最大規模になることが確実視されている水力発電ダムの建設を継続するならば、軍事介入のオプションもあながち排除できないだろう、との見方も出てきている。

エジプトとエチオピアの関係は、エチオピアが2011年に42億ドルをかけた水力発電用のグランド・ルネッサンス・ダム(貯水量:740億立方メートル)の建設に着手して以来、急速に悪化してきている。

ジンバブエで10代の妊娠が増加

Zimbabwe has seen a significant increase in the number of teen mothers in recent years. Credit: Jeffrey Moyo/IPS【ブラワヨIPS=タンデカ・モヨ】

プリティ・ニャティ(仮名:17歳)は、無理やりベッドから体を起こすと、子どもに授乳してから背中に紐でくくり、ブラワヨ市内の街頭で売るための野菜を調達しに急いで市場へと向かう。彼女は毎朝目覚めるたびに「人生こんなはずではなかったのに…」というやり場のない喪失感に苛まれている。

「10代で母親やっているなんて何も面白いことなんてないわ。」「時計の針を戻して、再び学校に通って他の女の子たちみたいにできたら、どんなにいいことか。」とニャティはIPSの取材に対して語った。

政情不安と難民危機が続く西アフリカ

A girl playing in a United Nations Refugee Agency camp in Ouagadougou, Burkina Faso in February 2013. Refugees here fled their native Mali in March 2012 when Islamist groups took control of the north of the country. Credit: Marc-André Boisvert/IPS【アビジャンIPS】

西アフリカでは、マリとコートジボワールにおける政治危機が最悪の難民危機を引き起こしている。武装勢力が各地で跋扈し政情不安が続く中、難民の帰還問題も長期化する様相を呈している。

ナイジェリアではイスラム過激派組織が民間人を標的にしたテロ行為を繰り返してきたが、今では隣国のニジェールとカメルーンに潜伏している。マリでは、国連部隊が政府への軍事支援を行っているが、イスラム過激派武装勢力「西アフリカ統一聖戦運動(MUJWA)」は依然として、各地で爆弾テロを展開するなど脅威であり続けている。